【吸引力特性グラフ】復帰バネの力は吸引力からマイナスするのか、しないのか
今回のお悩みはグラフのバネについてです。
ソレノイドを選ぶとき吸引力はとっても重要!
タカハ機工のグラフでは、吸引力は復帰バネを取付けて測定した値を掲載しています。
そのため、バネ復帰力をマイナスする必要はないですよ。
時々、バネ復帰力の線が吸引力を上回っていることもありますが問題なく動作します!
このグラフの場合、バネの反力は、吸着時(ストローク0mm)は1N程度、復帰時は0.5N程度あります。
そもそもなんですけど、復帰バネってコレです!
通電した瞬間、プランジャー(画像の黒い鉄心)はコイル内部に吸引され
通電をやめると復帰バネの力で元の位置に戻ります。
復帰バネ力はソレノイドの吸引力を抑えてしまいます。。バランスが難しい。。
ソレノイドを組み込んだ設計に合わせてバネを選ぶことをオススメします。
ソレノイドのプランジャーに直接バネを付けなくても、ソレノイド外部に戻りの機構があればOKです。
例えばこんな感じで、、
(動画0:24~)
とはいっても、ちょっとソレノイドを使いたいとき、復帰バネ付きのソレノイドはとっても便利(´∀`)
プッシュソレノイドはバネ付きの製品もあります。
商品ページで「戻りバネ付き」と表記の商品が対象です。写真や図面でも確認できます!
プルソレノイドのバネ付きをご希望の場合は、CBS1240かロングストロークソレノイドCH1284です。
この2機種はプルでもプッシュでも使える2WAY商品です。
ただ、プルで使うときもプッシュ側が飛び出ますので周辺のスペース計算をお忘れなく!笑
ご質問があれましたらお気軽にコメントへどうぞ。